イタリア一人旅、現地でいくら使うのかが分からなくて不安になっていませんか。
航空券と宿の値段は、調べればすぐ出てきます。でも「向こうに着いてから、実際にいくら消えるのか」は、行った人しか書けません。
この記事では、私が7泊のイタリア一人旅で払った金額を、明細ごと全部出します。カードの利用通知が旅行中ぶん全部残っていたので、記憶ではなく記録です。
結論を先に言うと、現地でのカード払いは123,598円でした。ただし、そのうち6割はお土産2つです。それを抜くと45,276円、1日あたり6,500円ほどで回れていました。
私は英検5級で、この旅が人生初の海外でした。お金の管理も完全に手探りで、会社の人に教わった方法をそのまま真似しています。
読み終わる頃には、自分の旅にいくら用意すればいいかが、具体的な数字で見えるはずです。
結論:7泊の現地費用は123,598円
まず全体の数字から出します。
イタリア7泊の旅で、カードから消えたのは123,598円でした。
理由はひとつで、お土産2つに78,322円使ったからです。旅費の6割がここに集中しています。
内訳は、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局で37,448円。ヴェネツィアのレース生地のテーブルクロスが40,874円です。
つまり、お土産を抜いた実際の滞在費は45,276円。7泊で割ると1日あたり約6,500円でした。食事も観光も、この中に入っています。
この記事の数字について
カードの利用通知メールが旅行中ぶん残っていたので、そこから拾いました。日本円に換算された金額がそのまま記録されているので、為替手数料込みの実額です。
ただし現金で払った分は入っていません。 宿代と航空券も別です(航空券は別の記事に書きました)。
【日別】実際に払った金額を全部公開
店名は、カード会社の記録に出ていた表記そのままです。省略されている部分もあります。
| 日付 | 場所 | 店名の表示 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 10/7 | ローマ着 | FIUMICINO | 2,284円 |
| 10/8 | ローマ | CAFFE | 456円 |
| 10/8 | ローマ | ARCO DI… | 3,752円 |
| 10/8 | ローマ | PIT FORI… | 8,483円 |
| 10/8 | ローマ | LA NUOVA… | 2,691円 |
| 10/8 | ローマ | COLOSSEO | 896円 |
| 10/9 | ローマ | — | 0円 |
| 10/10 | フィレンツェへ | 列車(キャンセル返金) | −7,964円 |
| 10/11 | フィレンツェ | OPERA SM… | 3,256円 |
| 10/11 | フィレンツェ | GILLI | 5,372円 |
| 10/11 | フィレンツェ | DAS VITORIAS | 814円 |
| 10/11 | フィレンツェ | OSTERIA… | 1,953円 |
| 10/11 | フィレンツェ | サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 | 37,448円 |
| 10/12 | ヴェネツィアへ | — | 0円 |
| 10/13 | ヴェネツィア | CASSA TESORO | 490円 |
| 10/13 | ヴェネツィア | CASSA MUSEO | 1,144円 |
| 10/13 | ヴェネツィア | ALL'… | 2,289円 |
| 10/13 | ヴェネツィア | CAFFE | 4,823円 |
| 10/13 | ヴェネツィア | レース生地の店 | 40,874円 |
| 10/14 | ローマへ移動 | VENEZIA SL | 8,471円 |
| 10/14 | 移動中 | AUTOGRILL | 586円 |
| 10/14 | 移動中 | AUTOGRILL | 1,091円 |
| 10/15 | ドーハ乗継 | 免税店 | 4,390円 |
見てもらうと分かりますが、お土産の2件だけが桁が違います。
それ以外はカフェ、食事、美術館や教会の入場料です。ほとんどが数百円から数千円。イタリアは思っていたほど高くありませんでした。
カード決済ゼロの日が2日
表の中に、10/9と10/12だけ決済がありません。
10/9はローマにいた日、10/12はフィレンツェからヴェネツィアへ移動した日です。この2日は、現金だけで過ごしていたことになります。
費用の6割を占めた決め打ちのお土産
金額だけ見ると「使いすぎでは」と思われそうなので、正直に書きます。
この2つは、行く前から買うと決めていました。
ひとつが、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局です。香水や石鹸を扱う老舗で、ここで37,448円使いました。
買ってきたもの。クリーム、オーデコロン、それに小分けのサンプル類。これで37,448円です
もうひとつが、ヴェネツィアで買ったレース生地のテーブルクロス。こちらが40,874円です。
高いことは高かったです。それでも、買うと決めて行ったものなので、後悔はまったくありません。
お土産は予算を分けて考えたほうがいい
私の場合、旅費と土産代がひとつの財布から出ていたので、合計だけ見ると「7泊で12万円も使った」ように見えます。
でも実態は、滞在費45,276円+買い物78,322円です。
これから行く人は、滞在費と買い物代を最初から別で考えることをおすすめします。そうしないと、現地で「使いすぎたかも」と不安になります。
なお、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は行ってよかった場所でした。ここについては、別の記事で詳しく書きます。
ほとんど使わなかった現金10万円
次は現金の話です。
私は現金を10万円持って行きました。 結果から言うと、多すぎました。
理由は単純で、イタリアは思っていたよりカードが使えたからです。カフェでも、美術館でも、レストランでも、だいたい通りました。
基本はカードで払い、カードが使えない店だけ現金という使い分けをしていました。その「使えない店」が、想像よりずっと少なかったのです。
上の表で10/9と10/12がゼロになっているのは、たまたまその日が現金の店に当たっただけでした。
カードは「デビット+必要な分だけ入金」
これは私が考えたのではなく、会社の人に教わった方法です。そのまま書きます。
教わった方法
メインはデビットカードにして、口座には旅行で使う分だけ入れておく。
こうしておけば、万一カードを盗まれても、口座にある分しか減らない。
クレジットカードだと、盗まれたときに限度額まで使われる可能性があります。デビットなら、そもそも口座にお金が入っていなければ使われません。
初めての海外で、盗難が怖かった私にはこれがちょうどよかったです。
実際に盗まれることはありませんでしたが、「最悪でもこれだけしか減らない」と分かっている安心感は、旅のあいだずっと効いていました。
7,964円が戻ってきた理由は切符の買い直し
表の10/10に、マイナス7,964円という行があります。これは列車会社からのキャンセル返金です。
10/10は、ローマからフィレンツェへ列車で移動した日でした。
この日、私は駅の券売機がまったく理解できませんでした。 イタリア語と英語だけの画面で、どこを押せば目的の切符になるのか分かりません。
結局どうしたかというと、店員のいる窓口を探して、直接買いました。
一度買ったものをキャンセルして買い直したため、7,964円が戻ってきています。損はしていませんが、余計な手間でした。
切符まわりの話は長くなるので、列車の記事で別に書きます。
次に行くならお金まわりで変えること
最後に、いま同じ旅をするならどうするかを書きます。
変えたいのは2つです。
1. 現金は5万円に減額
10万円は多すぎました。カードが想像以上に使えたので、5万円でも足りたはずです。
現金を持ち歩く量が減れば、その分だけ盗難のリスクも減ります。
2. デビットからクレジットへの変更検討
デビットの「盗まれても被害が限定される」という利点は、いまでも良い方法だったと思っています。
ただ、あとから調べたところ、クレジットカードのほうが不正利用の補償が手厚いという情報がありました。
ここは調べた情報です
補償の内容はカード会社によって違います。自分が使う予定のカードの規約を、出発前に必ず確認してください。
私はこれから行くとしたら、補償の条件を読み比べてから決めるつもりです。
まとめ:1日6,500円・あとは買い物次第
今回は、イタリア7泊の一人旅で実際に払った金額を、明細ごと公開しました。
この記事で分かったこと
- カード払いの総額は123,598円(宿と航空券を除く)
- そのうち78,322円はお土産2つ。全体の6割
- お土産を除いた滞在費は45,276円、1日あたり約6,500円
- 現金は10万円持って行って、ほとんど使わなかった
- カードはデビット+必要な分だけ入金にして、盗難の被害を限定した
- 次は現金を5万円に減らし、補償の手厚いカードを選び直す
数字にしてみると、イタリアの物価そのものは怖くありませんでした。 金額を押し上げていたのは、自分が買うと決めて買ったものです。
つまり、予算は自分でコントロールできるということです。
これから行く人は、「滞在費」と「買い物代」を最初から分けて用意してください。 そうすれば、現地で金額に振り回されずに済みます。
私は滞在費に1日6,500円かかりました。同じように動くなら、7泊で5万円ほどを目安にしてもらえればいいと思います。


