【指差しでOK】イタリアのジェラート注文のコツ

イタリアでジェラートを食べてみたいけれど、「注文できるだろうか」と不安になっていませんか。味を伝えられるか、何を聞かれるのか、固まってしまわないか。私もまったく同じことを考えていました。
この記事では、英検5級の私が実際にどうやってジェラートを注文したかを、そのまま書きます。
結論から言うと、指を差すだけで買えます。 英語すら要りません。
私は人生初の海外で、英語は英検5級。それでもイタリアにいた1週間、ほぼ毎日ジェラートを食べていました。 歩いているとジェラート屋にぶつかる、というくらい店があるからです。
読み終わる頃には、店に入る前の緊張がなくなっているはずです。 おすすめの味と、知っていれば便利だったイタリア語も最後に書きました。
ステンレスの容器に並んだジェラート。この中から選びます
注文の3ステップ
結論から書きます。やることは指差しと「イエス」だけです。
理由は、ジェラート屋の注文が、こちらから説明する必要のない形になっているからです。店員さんのほうから順番に確認してくれます。
実際の流れはこうでした。
ステップ1:食べたい味を指差し
ショーケースの前に立って、気になる味を指で差します。 それだけです。
味の名前を言う必要はありません。というより、イタリア語で書いてあるので読めません。
ステップ2:確認への「イエス」
指を差すと、店員さんがイタリア語で確認してきます。
Cioccolato?(チョコレート?)
Yes
この「イエス」で通じます。 何を言われているか正確には分からなくても、「いま自分が差したものを確認されている」と分かれば十分です。
ステップ3:カップかコーンかの選択
そのあと、カップかコーンかを聞かれます。
ここは注文と一緒に答えてしまえば大丈夫です。Cup(カップ)か Cone(コーン)と言えば伝わります。
選んだ味を盛ってもらいます
つまり、こちらが用意しておく言葉は「イエス」と「カップかコーン」だけです。文章を組み立てる場面はひとつもありませんでした。
おすすめは断然ピスタチオ
毎日いろいろな味を食べましたが、いちばん良かったのはピスタチオでした。
理由は、日本で食べるピスタチオアイスとは濃厚さがまるで違ったからです。同じ名前の食べ物とは思えませんでした。
イタリアのピスタチオについて(調べた情報です)
あとから調べたところ、イタリアのピスタチオはシチリア島のブロンテ産が有名で、エトナ山麓の火山灰土壌で育つものだそうです。
世界の総生産量のわずか0.3%ほどしかなく、「緑のダイヤモンド」と呼ばれる高級品とのことでした。
※私は現地でこれを知らずに食べていました。産地までは確認していません。
とにかく早く溶けるジェラート
食べるときの注意がひとつあります。
日本のアイスより、はるかに早く溶けます。
ジェラートは濃厚なぶん、手に持っていると写真を撮っている間にどんどん流れてきます。私は何度か慌てました。
写真を撮るなら先に
受け取ったら、まず1枚撮る。それから食べる。 この順番を守らないと、溶けた跡だけが残ります。
食べ歩きをするなら、コーンよりカップのほうが扱いやすいと思います。
観光客向けの店を見分ける方法
これは私自身が確かめたわけではないのですが、知っておくと役に立つかもしれません。
山盛りのジェラートは要注意(調べた情報です)
観光客向けの店は、ショーケースの各フレーバーを山盛りにして見栄えを良くしていることが多いそうです。
逆に、現地の人に愛される美味しい店ほど、山盛りにせず、地味に並べているという話を聞いたことがあります。
※私が回った店では、味の違いまでは分かりませんでした。あくまで目安として書いています。
行けなかった有名店2つ
正直に書くと、私は有名店に行けていません。
ジョリッティ(Giolitti)
映画『ローマの休日』でオードリー・ヘプバーンが訪れた店として有名です。
行けなかった理由が情けないのですが、『ローマの休日』を観たのが、イタリアから帰ってきた後だったのです。知らないまま、その街を歩いていました。
なお、日本にも店舗ができています。原宿の複合施設ハラカドに入っていて、私はそこで食べました。フードコートの一角でメニューは少なめですが、味は美味しかったです。有楽町にもあるようです。
ヴェンキ(Venchi)
こちらも有名なチョコレート・ジェラートの店です。日本でいうハーゲンダッツやゴディバのような位置づけでしょうか。少し高級ですが、名前はよく知られています。
銀座などに店舗があるようですが、私はまだ行ったことがありません。 次は本場で食べたいと思っています。
同じ店の別のケース。ジェラート以外にお菓子も売っています
知っていれば楽だった魔法の言葉
最後に、旅の後に知って「先に知りたかった」と思った言葉を紹介します。
Posso(ポッソ) — 「〜してもいいですか?」という意味です。
これが便利なのは、注文以外にも幅広く使えるところです。「ここに座っていいですか」「写真を撮っていいですか」といった場面で、指差しと組み合わせれば意思が伝わります。
私は旅行中これを知らなかったので、一度も使っていません。次に行くときは、この言葉を使ってみるつもりです。
英語が話せなくても、現地の言葉をひとつ覚えておくだけで、できることが増えるのだと思います。
まとめ:ジェラートは一人旅の味方
今回は、英語が話せない状態でイタリアのジェラートを注文した話を書きました。
この記事で分かったこと
- 注文は指差し → イエス → カップかコーンの3ステップだけ
- 文章を組み立てる場面は一度もない
- おすすめはピスタチオ。日本のものとは濃厚さが違う
- とにかく早く溶ける。 写真は受け取った直後に
- 観光客向けの店はショーケースが山盛りという見分け方があるらしい
Posso(〜してもいいですか)を覚えておくと応用が利く
ジェラート屋は、一人旅にとってありがたい場所です。席に座る必要がなく、注文が短く、誰かと一緒でなくても成立します。 レストランで感じるような気まずさがありません。
そして何より、歩いていれば必ず見つかります。 疲れたら食べる、という使い方ができました。
次に行くならやりたいこと
味を変える、といった大げさな話ではありません。もっといろいろな味を、もっとたくさん食べたいだけです。
強いて挙げるなら、本場のジョリッティとヴェンキには行きたいと思っています。日本で食べたジョリッティが美味しかったぶん、本店がどうなのか気になっています。
英語が不安でイタリア行きをためらっているなら、ジェラート屋から始めてみてください。 指差しで通じる体験は、そのあとの旅の自信になります。


