海外旅行の持ち物リストを見て、どれが本当に要るのか分からなくなっていませんか。
検索して出てくるのは「あると便利なもの」ばかりです。でも本当に知りたいのは、買ったのに使わなかったもののほうではないでしょうか。
この記事では、私が7泊のイタリア一人旅に持って行ったものを、役に立ったもの・要らなかったもの・現地で買い足したものに分けて書きます。
結論を先に言うと、いちばんの失敗は個々の道具ではありませんでした。荷物の量そのものです。
私は英検5級で、この旅が人生初の海外でした。何が必要か分からず、とりあえず詰め込んだ結果がこれです。
読み終わる頃には、あなたのカバンから何かを1つ減らせているはずです。
結論:いちばんの失敗は荷物の量
道具の話をする前に、この旅で最大の反省を書きます。
ボストンバッグを持って行ったのが失敗でした。
私が持っていったのは2つです。
- ノースフェイスの大きなバッグ(機内持ち込み)
- さらに大きなボストンバッグ(預け入れ)
問題は移動のときでした。宿に着くまでと、宿を出てからの区間です。
この2つを両方かついで歩くことになります。片方を肩から、もう片方を手で。重すぎて、それだけで体力を持っていかれました。
イタリアは石畳の街です。ヴェネツィアに至っては車が入れません。荷物の重さが、そのまま移動のつらさになります。
次に行くなら、ボストンバッグは持って行きません。
貴重品をまとめた小さなポーチ
やって良かったことも書いておきます。
ノースフェイスのバッグの中に、小さなポーチバッグを入れていました。
ここに入れていたのは、パスポートと財布です。
大きなバッグから直接出し入れするのではなく、貴重品だけを小分けにしておく。それだけで、どこに何があるか分からなくなる場面がなくなりました。
パスポートは預けない
預け入れの荷物には、パスポートを入れませんでした。
理由は単純で、なくなったら終わりだからです。荷物が出てくるのを待つあいだも、手元にあるという事実が効きます。
持って行って良かったもの3つ
ここからは個別の道具の話です。役に立った順に3つ挙げます。
1. 水筒
意外に思われるかもしれませんが、水筒がいちばん効きました。
理由は、機内での使い方です。
カタール航空で、CAさんに「白湯をください」と頼みました。それを水筒に入れてもらって、少しずつ飲む。これで落ち着いて乗っていられました。
長時間のフライトは、何もすることがない時間が続きます。温かいものが手元にあるだけで、体も気持ちも違いました。
荷物にはなります。それでも、私は次も持って行きます。
2. ネックピロー
定番ですが、買って良かったです。
寝られるかどうかという話だけではありません。安心するのです。
首を支えるものがあると、座っているだけの時間が少し楽になります。地味ですが、大事な道具でした。
3. スマホスタンド
これも機内で活躍しました。
動画を見るときに手が空きます。小さくて軽いので、荷物としての負担もほとんどありません。
買ったのに使わなかったもの
正直に書きます。一度も使わなかったものがあります。
フットレストです。
機内で足を乗せるための道具で、あると楽になると聞いて買いました。結果は、出番ゼロでした。
そして、場所を取ります。カバンの中もそうですが、それ以上に問題なのは使うときです。
機内の足元は狭いです。あの空間にフットレストを広げると、今度はそれが邪魔になります。使っても窮屈、使わなければ荷物という道具でした。
教訓
「あると便利」と書かれているものほど、自分が本当に使うかを想像してから買う。
私はフットレストを一度も開きませんでした。
現地で買い足したもの
予定になかった買い物もありました。
髭剃りです。
持って行った自動の髭剃り機が壊れました。現地で買い足すことになります。
これは予測のしようがありません。ただ、電動のものは壊れる可能性があるという前提は持っておいてよさそうです。
充電まわりは問題なし
心配していたけれど何も起きなかった、という話もあります。
変換プラグを持って行ったので、充電は問題ありませんでした。
モバイルバッテリーはアンカー(Anker)のものを持って行きました。こちらも問題ありません。
この2つは、悩む必要がなかったというのが結論です。
着ている分を含めて3泊分の服
服の量は、この旅でいちばん判断に迷った部分です。
私が持って行ったのは、着ている分を含めて3泊分。7泊の旅に対して、明らかに足りません。
実際、途中で尽きました。その話はコインランドリーの記事に書いています。
足りない服は現地で調達
ただ、いま振り返るとこれは大きな問題ではありません。
足りなければ現地のユニクロで買えばいいからです。日本より少し高いですが、選択肢としては十分にあります。
ヴェネツィアにユニクロは見当たりませんでした
ここだけ注意が必要です。
私が探した範囲では、ヴェネツィアにユニクロは見当たりませんでした。
買い足すなら、ローマ・ミラノ・フィレンツェで済ませておいたほうが確実です。島に入ってからでは遅い可能性があります。
常備薬は「お守り」として
薬についても書いておきます。
睡眠薬を持って行こうか迷いました。時差と、慣れない環境で眠れなかったらどうしようと思ったからです。
結局、持って行きませんでした。そして、なくても眠れました。
ただ、持って行く選択も悪くないと思っています。お守り代わりになるからです。
「眠れなかったらこれがある」と思えるだけで、実際に飲まなくても効くはずです。
よくある質問
スーツケースとバッグはどちらがいいですか
私はバッグ2つで行きましたが、これは失敗でした。
理由は、両方を同時にかついで歩く時間があるからです。手が空く組み合わせにすることをおすすめします。
何泊分の服を持って行けばいいですか
私は着ている分を含めて3泊分でした。7泊には足りません。
ただし、洗濯できる宿を選ぶか、現地で買うかの前提があれば、少なくても回ります。荷物は軽いほうが優先です。
変換プラグは必要ですか
必要です。私は持って行ったので充電に困りませんでした。
モバイルバッテリーは持って行くべきですか
あったほうがいいです。地図と翻訳でスマホを使い続けるので、電池の減りが早くなります。
私はアンカーのものを持って行って、困りませんでした。
常備薬は持って行くべきですか
不安があるなら、持って行く価値はあります。
私は睡眠薬を持って行こうか迷いましたが、結局持って行きませんでした。なくても眠れています。
ただ「眠れなかったらどうしよう」という不安が強い人は、持っているだけで違うと思います。
現地で買い足せますか
買い足せます。私は髭剃りを現地で買いました。
ただし、ヴェネツィアのような島では店が限られます。大きな街にいるうちに済ませるのが確実です。
まとめ:効くのは足し算より引き算
今回は、イタリア7泊の一人旅に持って行ったものを、使ったもの・使わなかったものに分けて書きました。
この記事で分かったこと
- いちばんの失敗は道具ではなく、荷物の量。ボストンバッグは要らなかった
- パスポートと財布は小さなポーチにまとめ、預けずに持ち歩く
- 良かったもの3つは水筒・ネックピロー・スマホスタンド
- フットレストは一度も使わなかった。機内の足元は狭く、広げると逆に邪魔になる
- 変換プラグとモバイルバッテリーは問題なし
- 睡眠薬は迷った末に持って行かなかった。なくても眠れた
- 服は着ている分を含めて3泊分。足りなければ現地のユニクロで買える
- ただしヴェネツィアにユニクロは見当たらなかった
持ち物リストを作ると、どうしても足し算になります。「あると便利」なものは無限にあるからです。
でも実際に効いたのは、引き算のほうでした。
軽いカバンは、歩ける距離を伸ばします。そして一人旅は、歩いた分だけ見られるものが増えます。
これから行く人は、まず1つ減らすところから始めてみてください。私はボストンバッグを減らします。



