1週間の海外旅行、服を何日分持っていくか決められずにいませんか。全部持てば荷物が重い。減らせば足りない。「現地で洗えばいい」と思いつつ、本当にできるのか不安ではないでしょうか。
この記事では、私が実際にフィレンツェのコインランドリーで洗濯に挑戦して、どこでつまずいたかを正直に書きます。
結論を先に言うと、海外旅行に慣れていないうちは、コインランドリーを探すより「洗濯できる宿」を選ぶほうが確実です。
ここで言う「洗濯できる宿」は、部屋に洗濯機があるなど、自分で洗える宿のことです。ホテルに服を預けて洗ってもらう「ランドリーサービス」は、1点ごとに料金がかかります。調べてみると、シャツ1枚で千円前後、高級ホテルだと4,000円を超える例までありました。気軽に頼むと、あとで請求額に驚くことになります。
理由は、私が実際に失敗したからです。英検5級・海外初の私は、7泊の旅に着ている分を合わせて3泊分の服しか持っていきませんでした。そして案の定、途中で尽きました。
そんな私が現地で何をして、なぜ生乾きの服を着る羽目になったのか。 読み終わる頃には、あなたは同じ失敗をせずに済みます。
そのときの状況
- 英検5級、海外旅行そのものが初めての一人旅
- ローマ → フィレンツェ → ヴェネツィアを7泊でまわる旅程
- 持って行った服は、いま着ている分を合わせて3泊分
旅行系YouTuberの動画を参考に服は旅行泊数の半分しか持っていきませんでした。足りない分は現地で洗濯したり、最悪向こうで買い足せばいいと思っていたからです。実際にこの考え方自体は間違っていませんでしたが、現地でいろいろとトラブルが起きました。当時は「向こうで洗えばいいだろう」くらいの気持ちでしたが、その「なんとかなるだろう」が、この記事のすべてです。
Googleマップで見つけたコインランドリー
探し方はシンプルでした。Googleマップで検索しただけです。
宿の人に聞いたわけでも、事前に調べていたわけでもありません。服が尽きてから、その場でスマホで探しました。ここは特に困りませんでした。
実際に行ったコインランドリー。青い洗濯機が並んでいます
中はこんな感じで、日本のコインランドリーとほとんど同じ見た目です。機械には番号が振ってあって、容量は9kg。ここまでは「これ、なんとかなるな」と思っていました。
私が行ったお店
- 店名:Wash & Dry(ウォッシュ・アンド・ドライ)
- 住所:Via dell'Agnolo 21r, 50122 Firenze
- 場所:泊まっていた宿(Hotel Rita Major)から歩いて8分ほど(約650m)
当時の位置の記録が残っていなかったので、写真の床や洗濯機の柄をGoogleマップの写真と見比べて特定しました。営業時間は変わることがあるので、行く前にGoogleマップで確認してください。
読めなかったイタリア語の表示
問題はここからです。
機械の表示は、イタリア語ばかりでした。 当然、私には読めません。英語の表示もあったのかどうかは、正直よく覚えていません。
日本のコインランドリーと仕組みは同じように見えるのに、書いてあることが一文字も分からないという状況です。
機械には番号と「KG. 9」の表示。読めるのはここだけでした
支払いはコインでした。金額はもう覚えていません。
いちばん気まずかった洗剤の場面
洗剤は持って行っていませんでした。どこで手に入れればいいのかも分かりません。
どうしたか。店内にいた他のお客さんに聞きました。
ただ、これが思った以上にハードルが高かったです。その人たちは現地の人ではなく、私と同じ旅行者らしい集団でした。
初めての海外で、英語も話せなくて、知らない外国人の集団に話しかける。 正直、かなり勇気が要りました。
結果としては教えてもらえて、店内の自販機で洗剤を買い、洗濯を始められました。でも「話しかけづらい」という感覚は、行く前に想像していなかった負担でした。ここは正直に書いておきます。
待っているあいだの近所散歩
洗濯機を回してからは、近くを散歩して時間をつぶしました。
洗濯と乾燥にそれぞれどれくらいかかったかは、正直覚えていません。
できていなかった乾燥
洗濯が終わった服を乾燥機に入れて、お金を1回分入れて、いったん店を離れました。そして戻ってきて乾燥機を開けたら……。
乾いていない
洗濯まではちゃんとできていました。ところが、乾燥機に入れて戻ってきたら、服が乾いていなかったんです。イタリア語が読めなかったので、そのときは何が起きたのか分かりませんでした。
結局、生乾きの服を着て旅を続けました。 一人旅で、他に着るものがないので、それしかありませんでした。
あとで調べて分かったこと
ここからは調べた情報です
私の体験ではなく、あとから調べた内容です。当時これを知っていれば、結果は違ったかもしれません。
「Lavanderia Self-Service」
コインランドリーは、イタリア語で Lavanderia Self-Service(ラヴァンデリア・セルフサービス) と言います。
Googleマップで探すときは、日本語の「コインランドリー」ではなく、lavanderia self service や lavanderia gettone で検索するほうが見つかりやすいそうです。
私が行ったお店の仕組み
Wash & Dryの公式サイトと、Googleマップの口コミ(2026年9月に確認)から分かったことをまとめます。
Wash & Dry(Via dell'Agnolo 21r)の仕組み(調べた情報)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 洗剤 | 店内の自販機で買う(持ち込みも可) |
| 支払い | 洗濯機ごとではなく、店内の支払い機でまとめて払う。硬貨と紙幣が使える |
| 洗濯 | 1回4ユーロという口コミが複数ある |
| 乾燥 | 1回4ユーロで、30分ほどという口コミがある |
料金は2019〜2025年ごろの口コミから読み取ったもので、公式の料金表ではありません。今の料金はお店で確認してください。
口コミには、カードが使えなかった、お釣りが出なかった・足りなかったという声もいくつかありました。「20ユーロ札は入れないで」という店内の表示があるという口コミもあります。小銭と小さいお札を用意して行くと安心です。
洗剤は「お店による」
私が行ったお店は、自販機で洗剤を買う方式でした。一方で、洗剤が機械から自動で入り、料金に含まれているお店もイタリアにはあります。どちらが多いかは、調べてもはっきりしませんでした。
お店に着いたら、洗剤の自販機があるかを最初に見るのが確実です。ちなみに、イタリア語で洗剤は detersivo(デテルシーヴォ)です。
乾燥機は1回で乾くとは限らない
ここが、私の失敗にいちばん関係するところです。
口コミを読むと、このお店の乾燥機について「30分では乾かなかった」「さらに30分かかった」という声が複数ありました。追加で乾かしたいときは、もう一度お金を払って、もう1回まわすようです。
ほかのお店も調べると、乾燥は「10分で1ユーロ」「15分で3ユーロ」のように、時間ごとにお金を払う方式が多いようでした。どちらにしても、払った分の時間しか動きません。
私は乾燥機にお金を1回分しか入れていません。1回分の時間では足りなかったのかもしれません。 確かめようはありませんが、口コミを読んで、今はそう思っています。
同じ失敗を避けるなら、乾燥機が止まったら、店を出る前に中の服を触って確かめてください。乾いていなければ、もう1回分払ってまわせば、取り返せるかもしれません。
次に行くなら変えること
私自身のリベンジ計画
正直、悔しいので使い方をちゃんと調べて、もう一度挑戦します。 一度やっているぶん、次は落ち着いてできるはずです。
初めての人には不向き
海外旅行に慣れていない人には、コインランドリーはおすすめしません。
理由はこうです。
- 表示が読めないことがある。 現地語の表示ばかりだと、翻訳アプリを使うにも手間がかかります
- 仕組みが日本と微妙に違う。 見た目が同じでも、乾燥の課金方式などが違います
- 失敗すると、着る服がなくなる。 一人旅では代わりがありません。私は生乾きで済みましたが、これが冬なら体調を崩していたと思います
おすすめは「洗濯できる宿選び」
一番確実なのは、予約の段階で洗濯設備のある宿を選ぶことです。
洗濯機付きの部屋や、共用のランドリーがある宿を選べば、言葉が分からなくても、失敗しても、部屋に戻れば着替えがあるという安心感がまったく違います。
宿を探すときに「洗濯機」で条件を絞れば、候補は出てきます。荷物を減らしたい人ほど、ここは最初に確認しておくべきでした。
ホテルのランドリーサービスは割高
「ホテルに洗濯を頼めばいいのでは?」と思うかもしれません。私は使っていないので、ここは調べた情報です。
ホテルのランドリーサービスの料金(調べた情報)
イタリアのホテルが公式サイトで公開している料金表を見ると、1点ごとに料金がかかる仕組みでした。1ユーロ=約180円(2026年9月)で計算しています。
| 品目 | 3〜4つ星ホテル | 5つ星ホテルの例 |
|---|---|---|
| 靴下・下着 1点 | €1.5〜3(約270〜540円) | €10〜15(約1,800〜2,700円) |
| Tシャツ 1枚 | €3〜8(約540〜1,440円) | €20(約3,600円) |
| シャツ 1枚 | €5.5〜8(約1,000〜1,440円) | €25(約4,500円) |
料金はホテルによって大きく違います。頼む前に、部屋に置いてある料金表を必ず確認してください。
たとえば、Tシャツ2枚・靴下2足・下着2枚を1回出すとします。上の表の4つ星ホテルの値段で計算すると、それだけで5,000円ほどになります。5つ星ホテルなら16,000円を超えます。
私のように「3泊分しか持って行かない」作戦で毎回これを頼んだら、服を買ったほうが安いくらいです。だからこそ、自分で洗える宿を選ぶのが大事なんです。
よくある質問
イタリアのコインランドリーはどう探しますか
私はGoogleマップで検索しただけで見つかりました。探すのは難しくありません。
調べた情報では、日本語より lavanderia self service で検索するほうが見つかりやすいそうです。
フィレンツェで行ったコインランドリーはどこですか
Wash & Dry(Via dell'Agnolo 21r) です。泊まっていた宿から歩いて8分ほどの場所でした。
当時の位置の記録がないので、写真の床や洗濯機の柄を見比べて特定しています。
コインランドリーの表示は英語ですか
私の記憶では、表示はイタリア語ばかりで読めませんでした。 英語の表示があったかどうかは、よく覚えていません。
あとから調べると、私が行ったお店のGoogleマップの口コミには「英語の説明もあった」という声がありました(2026年9月時点)。お店や時期によって違うと思っておくのが安全です。
読めたのは、機械の番号と「KG. 9」の表示だけです。
洗剤は日本から持っていくべきですか
私は持って行かず、店内の自販機で買いました。
調べると、洗剤が機械から自動で入るお店もあり、方式はお店によって違います。どちらの場合も現地で手に入るので、無理に持って行かなくても洗濯はできます。
洗濯と乾燥の時間はどのくらいですか
私自身は、正直覚えていません。 待っているあいだは、近くを散歩して時間をつぶしました。
調べると、イタリアのコインランドリーは洗濯が30〜45分ほどという例が多いようです。私が行ったお店の口コミにも、洗濯30分・乾燥30分という声がありました。
乾燥機で服が乾かなかったのはなぜですか
はっきりした原因は分かりません。ただ、私は乾燥機にお金を1回分しか入れていませんでした。
私が行ったお店の口コミには「30分では乾かなかった」という声が複数あります。1回分の時間では足りなかったのかもしれません。これは推測です。
7泊の旅行に服は何日分いりますか
私は着ている分を合わせて3泊分にしましたが、途中で尽きました。
洗濯する前提で減らすなら、洗濯できる宿を選ぶなど、洗う手段まで先に決めておくのがおすすめです。
まとめ:解決できるのは「宿選び」の段階
今回は、フィレンツェのコインランドリーで洗濯に挑戦して失敗した話を書きました。
この記事で分かったこと
- 7泊の旅に3泊分の服は足りない。洗濯前提なら、洗濯手段まで先に決めておく
- コインランドリーはGoogleマップで見つかる。探すのは難しくない
- ただし表示が現地語ばかりのことがある。英語があるとは限らないと思っておく
- 洗剤はお店による。私が行ったお店は店内の自販機で買う方式だった
- 乾燥機は1回で乾くとは限らない。止まったら触って確かめる(私の失敗の原因かもしれません)
- 慣れないうちは洗濯設備のある宿を選ぶほうが安全
洗濯の心配がなくなると、持っていく服を思い切って減らせます。 荷物が軽くなれば、移動も観光も別物になります。私は7泊で3泊分でしたが、洗える環境さえあれば、それで十分足りるのです。
宿予約のときに足すひとつの条件
やることは簡単で、宿を探すときに「洗濯機」で絞り込むだけです。
洗濯できる宿を探すなら
私がこの旅で3都市とも予約したのがアゴダです。出発の3ヶ月前に、ローマ・フィレンツェ・ベネチアの宿をまとめて押さえました。設備で絞り込めるので、洗濯機のある宿もここで探せます。
「客室設備」の「洗濯機」で絞り込めます
アゴダで宿を探す言葉が分からなくても、操作を間違えても、部屋に戻れば着替えがある。この安心感は、旅の余裕そのものになります。
荷物を減らしたい人ほど、ここは最初に確認してください。 私はこれをやらなかったせいで、生乾きの服で旅を続けることになりました。
次の記事では、この旅の航空券をいくらで取ったのかを、金額の内訳ごと公開しています。



