英検5級でドーハ乗り継ぎ2時間30分。掲示板に自分の便がなくて焦った話

結論から書きます。英検5級レベルの英語でも、ドーハでの乗り継ぎ2時間30分は乗り切れました。 ただし、私は途中でダッシュしています。

実際に使った英語は、Where?(どこ?)や Why?(なぜ?)といった5W1Hの単語だけです。文章は一度も話していません。返ってきたのは Go! Go! でした。

この記事は、2023年10月に初めての海外一人旅でイタリアへ行ったときの、ドーハ・ハマド国際空港での乗り継ぎの記録です。うまくいった話だけでなく、焦ったところと、次はこうすると決めたことも書きます。

そのときの私の状態

正直に書きます。当時の私は、海外旅行にまったく向いていない状態でした。

  • 英語は英検5級レベル。海外旅行そのものが初めて
  • 仕事のストレスで、電車に乗ると動悸がしたり、バスや映画館のように「すぐ外に出られない場所」で息苦しさを感じるようになっていた時期

飛行機に十数時間乗ることが、とにかく不安でした。予約したあとで「沖縄にしておけばよかった」と何度も思いました。

それでも行くと決めたので、機内で少しでも楽に過ごせるように、アイマスク・耳栓・首枕・スマホを立てかけるスタンドを買い足しました。結果的に、これは買っておいて正解でした。

乗り継ぎで心配していたのは2つだけ

  1. ロストバゲージ(荷物が出てこないこと)
  2. 乗り換え(次の飛行機に乗れないこと)

先に結果を書くと、焦ったのは2つ目のほうでした。

実際の乗り継ぎ(2時間30分)

私が乗ったのはこの便です。

往路1 羽田 01:00発 → ドーハ 06:30着(カタール航空 QR813)
乗り継ぎ 2時間30分
往路2 ドーハ 09:00発 → ローマ 14:10着(カタール航空 QR131)

案内表示を見ながら進む、までは順調だった

飛行機を降りて、頭上にある案内表示を見ながら進みました。ここまでは特に問題ありませんでした。

トイレは羽田と同じで壁沿いにあります。 ここは日本の空港と感覚が変わらないので、探して困ることはありませんでした。

電光掲示板に、自分の便が載っていない

問題はここからです。

搭乗便と搭乗時刻が並んでいる大きな電光掲示板を見に行ったのですが、私が乗るはずのローマ行きの便が、どこにも載っていませんでした。

かなり焦りました。便名を見落としたのか、場所を間違えたのか、そもそも自分が変なところにいるのか。判断がつきません。

(※あとから思うと、この便は1時間以上遅れていたので、それが表示されていなかった理由かもしれません。ただしこれは私の推測で、確認は取れていません。)

「Go! Go!」と言われて走った

自力で解決できないと判断して、近くにいた現地の人に聞きました。

このとき私がやったのは、スマホで航空券の予約ページを開いて、相手に画面を見せることです。そして Where? と聞きました。

旅のあいだ、私が話した英語はだいたいこのレベルです。Where?(どこ?)、Why?(なぜ?)——5W1Hの単語を単発で言うだけ。文章は組み立てていません。それでも、画面を見せながらなら意味は通じました。

返ってきたのは Dash!!、そして Go! Go! でした。走れ、ということです。

走りました。

このとき教えてもらって助かったのが、地面に数字が書かれていることです。「この数字の通りに進め」と言われて、その通りに走りました。頭上の案内表示だけを追っていたときより、はるかに分かりやすかったです。

走った先に、大きな黄色いテディベアがいた

言われた通りに走っていくと、大きな黄色いテディベアの像がありました。ハマド国際空港のシンボルです。

ただ、そこがゴールではありませんでした。テディベアからさらに進んで、ようやく搭乗口にたどり着きました。

乗り継ぎでも保安検査はある

これは知っておいたほうがいいことです。乗り継ぎでも、保安検査(荷物チェック)はもう一度あります。 行列に並びました。

やり方が分からなかったので、前に並んでいた外国人の女性に、Google翻訳を使って聞きました。 声をかけて、スマホの画面を見せる。それで通じました。

ゲートに着いてからは、動かなかった

搭乗口に着いてからは、椅子に座ってスマホをいじっていました。

空港の中を見て回りたい気持ちはあったのですが、また道が分からなくなったり、乗り遅れたりするのが怖くて、動きませんでした。

そして冒頭に書いた通り、ローマ行きの飛行機は1時間以上遅れました。

使えたもの・使えなかったもの

実際に試した結果です。

✅ Google翻訳で十分だった

出発前、会社の部長におすすめされた翻訳アプリを入れていきました。しかし翻訳のスピードが遅すぎて、実際の場面ではまったく使い物になりませんでした。

結局、最初から入っていたGoogle翻訳で十分でした。空港で人に話しかけるような場面では、速さがすべてです。

❌ 空港のフリーWi-Fiは当てにできない

ハマド国際空港にはフリーWi-Fiがあります。ですが、ビデオ通話が途切れるくらい電波が悪く、あまり使い物になりませんでした。

「現地で調べればいい」という考えは、ここで崩れます。ネットが遅い状態で、焦りながら空港の情報を調べるのは相当につらいです。

✅ 機内の快適グッズ

アイマスク、耳栓、首枕、スマホスタンド。閉じた空間が苦手な自覚があったので買い足しましたが、これは正解でした。

心残り:ハマド空港をもっと見たかった

ひとつ後悔があります。

ハマド国際空港は、エスカレーターを下りると森のような広場が広がっています。走りながら横目に見ただけで、ゆっくり歩くことはできませんでした。

次にドーハを通るときは、ここをちゃんと見て回ります。リベンジします。

次に同じ乗り継ぎをするなら、こうする

実際に体験して分かった、3つの結論です。

1. 乗り継ぎ先の搭乗口と空港マップを、事前にざっくり調べておく

細かく覚える必要はありません。「だいたいこういう構造で、どっちの方向に進むのか」を知っているだけで全然違います。

現地のネットは遅いという前提で準備してください。焦っている状態で、繋がらないWi-Fiを使って調べるのは本当に大変です。

2. 乗り継ぎ時間は、あえて多めに取る

2時間30分でも間に合いました。ですが、余裕がまったくありませんでした。

乗り継ぎ時間が長い便のほうが、値段は安いことも多いです。急がない旅なら、あえて長めを選ぶほうが精神的にずっと楽だと思います。

3. 乗り継ぎのターミナルも、観光の一部として楽しむ

これが一番言いたいことかもしれません。

乗り継ぎを「こなすもの」だと思っていると、私のようにダッシュして終わります。時間に余裕を作って、その空港自体を楽しむほうが、旅として絶対に得です。

まとめ

  • 英検5級でも、ドーハの乗り継ぎ2時間30分は乗り切れた
  • 実際に使った英語は Where? Why? のような5W1Hの単語だけ。あとはスマホの予約画面を見せる
  • 分からないことは、Google翻訳で近くの人に聞くのが一番早い
  • 掲示板に自分の便が載っていないことは起こり得る。人に聞けば解決する
  • 空港のフリーWi-Fiは当てにしない。調べものは日本にいるうちに

英語が話せないことは、思っていたほど大きな問題にはなりませんでした。困ったのは英語ではなく、「情報がない状態で焦ること」でした。

だから対策は、英語の勉強ではなく、事前にざっくり調べておくことです。


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